【MiniWorker】概要


【ミニワーカー】メイン画像

軽宇宙船や作業メカの操縦ブロックとしても機能する、全環境対応型の簡易作業用ポッド。

緊急時にはライフポッド・仮拠点としても使用が出来る様、

機体表面に付いた水の収集・濾過装置や、窓部分には太陽光や、一定値以上の衝撃・圧力から発電⇒充電するシステム等が取り付けられている。

宇宙港や採掘基地、長距離移動船や未開拓惑星等の生存適正環境外では各員に【ミニワーカー】

又は別途の脱出・長期生存可能な脱出ポッドの支給が義務付けられている。

コレは初期の外宇宙探索、惑星開拓の超長距離遠征船で事故が起きた際、簡易的な脱出ポッドしか搭載されておらず、

複数の船で事故が起きた際に死傷者が多量に出た事。


当時の地球の技術では外宇宙探索その物が無茶=増えすぎた地球圏人口の実質的口減らしであった事にも起因する。
また、脱出ポッド自体に移動する機能がない場合、不時着する場所によってはその時点で詰んでしまう事もあったため。


また、【星間門】の発見後に起きた、地球・植民星系間との戦争時、一部惑星とその衛星が破壊されたものの、

当時【ミニワーカー】に近しい作業メカに搭乗していた人員の生存救助率が高かった事。


【星間門】由来技術の解析が進み、比較的安全に制御や量産が可能な物が市場に出始めた頃。
また、今程危険視はされておらず、再現は出来れどその原理まで解明されていない物も使われていた。


等の事から、最低限の移動・サバイバル機能。

また、平時には通常作業用メカとしても使用できる様に作られたのが【ミニワーカー】である。

機体の両腕・両脚。及び補助腕部分は交換可能となっており、

四肢・補助腕を外した状態で、他作業メカに接続する事で操縦ブロックとして使用する事が出来る。

基本的には作業用ではあるが、一応装備を整えれば戦闘も可能となっている。


コレは宇宙でのデブリ対策用とは別に、比較的攻撃的な宇宙生物や海賊対策として戦闘も可能であるという事。
但し、基本はあくまでも【作業用】であり、戦闘行為に関する行動は特定の【免許】や【監督】からの指示がない限り禁止されている。


宇宙港や基地では、対空装備の一種として砲塔部に装備を施された上で接続されている場合もある。

又、四肢・補助腕以外にも、頭部や背中にも各種オプション類の装備が可能である。

上記画像の物は、最低限の機能だけを持たせた最廉価版となる。




操縦に関しては基本、VRとARを組み合わせた【ホロディスプレイ】を使用。

前面ウィンドゥを透過する事で目視も可能ではあるが、あまり視野が広いとは言えない。

その為、基本は外部カメラ情報を操縦席内部に出力する形をとる。

そのさい操縦席前面ウィンドゥ自体にも電子モニターが搭載されているが角度が固定されるため

内部に投影されるホログラムモニター、又は専用のヘルメット・ゴーグルへの出力が主流となっている。

操縦席天面、左右後方に通常モニターも設置されており、展開する事で三面モニターとして使用可能。

操縦装置については、【外部入力装置(物理的なスイッチやレバー)】を使用した操縦も可能ではあるが、

『緊急脱出ポッドとして最低限誰しもが利用できる物である事』と、いったことから、

利用者ごとに最適化が可能な【ホロディスプレイ】、及び補助AIによる音声入力を介した操縦方法が採用されている。

至極簡単な動作(道路に沿って進む等)だけなら、音声入力のみでも問題ないが、

一定以上の精度を求める作業や操縦に関しては【ホロディスプレイ】や【外部入力装置】を介しての操縦が必要。

又、宇宙や生存適正環境外での作業時には、【ホロディスプレイ】及び【外部入力装置】双方の導入が義務付けられる。

コレは、何らかの故障や事故で、片方の操縦システムが使用できなくなった際もう片方を利用するといった多重安全装置の為である。

当然、ある種の専門装備・装置の使用には、専用操縦システムや操縦器具の導入が必要な場合もあるので注意する事。

一応【ミニワーカー】前面扉の裏側パネルには、【外部入力装置】のハンドルとレバー3本が備え付けられているので、

【ホロディスプレイ】故障時にはコレらを接続して操縦する事も可能。

但し、細かな動作は出来ないので、万が一に備えそれなりの【外部入力装置】を用意しておくのが吉。


その都度設定の追加・変更があればその都度追記する事。以上。

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